【レビュー/感想】MARS | ドラマ・映画化された伝説の少女漫画
『MARS』(惣領冬実) 全15巻
最近話題の「MARS」!
キスマイの藤ヶ谷くんと、窪田正孝くんのW主演の映画が公開中ですね。
ただ、予告見た感じ全く違うものだな!?!?!と感じました。笑
別物としてみたほうがよさそう;;
では早速チャートに沿ってレビューしてきます!
ストーリー
主要人物がそれぞれいろんな過去を抱えていて、それを乗り越えたり、乗り越えなかったり...
とても重くて、でも儚い綺麗なストーリーだと思います。
タイトルの「MARS」というのは軍神マルスのことなんですよね。
とにかく少女漫画にしては重い!暗い!
壮絶な過去を持っていながらも、キラ(ヒロイン)と零がお互いのことを想い合い、乗り越えていこうとする姿はとても素敵。でも見ていてなんども辛くなる。
設定
ここまでダークな設定は少女漫画ではあんまりないんじゃないか!?と思います。
キラ、零はもちろん、映画では窪田正孝くん演じる牧生の闇は本当に深い...
キラが内気で、零がカリスマな設定は、最近の少女漫画でもよくあるかも^^
こういう設定の漫画って、内気なキャラの成長が楽しみだったりする。
零が高校生にして天才レーサーっていうのがちょっと昔っぽい設定だな〜と感じる。(悪い意味ではなく)
キャラ
個人的に、読んでてこのキャラめっちゃ好き〜!っていうのがあんまりなかった。
ぶっ飛んでるキャラばかりで、感情移入できないからかなあ。
でも不思議と魅力は感じる。
絵
古い漫画特有のめっちゃシュッとしていて足が長い感じ...
好き嫌いが分かれそうだな、と思って。
でもキラはかわいい^^!!
オススメ度
ダークな少女漫画も興味ある!って人には是非読んでほしい。
明るいハッピーなストーリーが好きな人には向かないと思う;;
でも最近の少女漫画にはない深みみたいなのがある。と思う。
個人的にはオススメ!