【語る】ふしぎ遊戯 | 朱雀七星士の敵、青龍七星士を語る。
『ふしぎ遊戯』(渡瀬悠宇) 全18巻
※ネタバレ有り
さて今回は、前回紹介した朱雀七星士の敵である、青龍七星士について語っていきます。
前回の記事はこちらから。
『ふしぎ遊戯』ってどんな漫画?
ふしぎ遊戯は、主人公である美朱が四神天地書に吸い込まれ、本の中で朱雀の巫女として活躍する...といったお話です。
異世界ファンタジー+恋愛+友情と盛りだくさんなお話なんです。
青龍七星士って?
青龍七星士は、美朱たちの朱雀七星士と対立する、倶東国(くとうこく)の七星士の事を指します。
玄武開伝でもそうでしたけど、なぜ倶東国の人ってこんなにも悪役なんだ!!?
っていうくらい無慈悲です。
ガンガンに攻めてきたり、騙してきたり、薬盛ったり、操ったりと、ばっちり悪役を担うのが青龍七星士です。
中には、辛い過去があってそれを乗り越えて悪役に転換したタイプの人もいたり...
青龍七星士の魅力って?
心宿(なかご)
金髪碧眼の倶東国の将軍である心宿。(画像左)
とにかく無慈悲で、仲間ですら殺してしまう場面もあります。
しかもめちゃくちゃ強い。ふしぎ遊戯前半(13巻くらいまで)の最大の敵であります。
ただ、心宿には辛い過去があって、そのせいでこんな無慈悲に育ってしまって...
最後の最後まで悪役じゃなかったのが救いですね。
唯(青龍の巫女)に対する忠誠心なのか愛情なのか、徐々に本物になっていく感じが良かったです。
房宿(そい)
心宿を愛する房宿。(写真右)
雷の能力を使います。結構強い。
房宿は、昔心宿に助けてもらったことから心宿のためなら何でもしてやる!!といった風に育ちます。
最初はもちろんヒールですが、徐々に良い人な面も見えてきて憎めないキャラクターです。
最期、心宿を守るシーンはとっても切なく、でも愛した人を守れて幸せだったろうな....とジーンときてしまいます。
角宿(すぼし)
画像は双子の兄、亢宿(あみぼし)ですので悪しからず。(顔がほぼ同じなんです)
角宿は流星錘(りゅうせいすい)という武器を使って攻撃します。
彼は何というか...とても幼いキャラクターです。
すぐ暴走しちゃうんですね。
兄の亢宿の事が大好きすぎて、大好きすぎて、色々と暴走します。
さらには巫女の唯のことも大好きになっちゃって、暴走します。
大好きな人のためには何でもやってしまうがために、朱雀側の人をたくさん傷つけてしまうんですよね...
でも根は素直で良い子で、とっても純粋です。
亢宿(あみぼし)
先ほどの角宿の双子の兄、亢宿は笛を使って気を流します。
笛の音で心を和ませたり、時には人を操り殺すこともできます。
初めは、青龍のスパイとして朱雀七星士に潜り込みます。(このせいで朱雀は神獣召喚に失敗...)
亢宿は心優しい青年で、争いごとを嫌います。
ホントーーに心優しい亢宿は、結局戦いからは外れることとなります。
青龍七星士ながらも、美朱たちを助けてくれたりと良い人すぎて、びっくりします。
尾宿(あしたれ)
人間と狼の血を引く、狼人間。
前回の柳宿のところで名前を出しましたが、尾宿はとっても不憫なキャラクターです。
無慈悲時代の心宿にビシバシやられてしまいます。
最後まで駒のように使われて、可哀想なキャラなのですが、
柳宿を奪った罪は重い.......!!!と個人的には思いますね。
まあもちろん心宿の命令なんですけどね。
氐宿(とも)
貝を使って相手に映像を見せたり、幻覚を見せたりする能力を持ちます。
白塗りで変なメイクをしているあたりかなりの変人だと思われます。髪型も変ですね。
美朱を貝の中に閉じ込め幻覚を見せたりして、割と陰険な戦い方をする氐宿ですが、なんだか憎めないキャラクターなんですよね。なんででしょうか。
箕宿(みぼし)
人の体を乗っ取り支配する能力を持ちます。
見た目は3頭身のお坊さんです。
張宿の体を乗っ取り、最期は張宿の中に閉じ込められたまま亡くなります。
箕宿は、可もなく不可もなく普通の悪役。といった感じ。
めちゃくちゃ出番があるわけでもないし、地味〜に嫌なことやってきて、しかも人を支配する能力。嫌な奴だな〜という感じで終わってしまいます。
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終わりに
と、こんな感じで青龍編はおしまいです!
結果、箕宿はあまり好きになれなかった。ということです。笑
青龍七星士で一番好きになったのは房宿かな!美しいし強いししっかりしてる。
朱雀側はみんな美朱に忠誠を誓っている感じがあるけれど、青龍側はあんまり唯との関わりがないのが、二つの違いかな。と思います。
さて次は玄武でも書こうかな〜!
【更新】玄武編も書きました!