【レビュー/感想】orange | 映画化された青春ラブストーリー
『orange』(高野苺) 全5巻
こんな特設サイトが開設されているほど、話題の(?)orangeです。
山崎賢人くん引っ張りだこですね!!個人的にはorangeの翔役は割と合ってる。
ではでは早速レビューしていきまっす!
ストーリー
主人公菜穂の元に10年後の自分から手紙が届き、転校生の翔のことを助けてほしい..との事。
10年後の菜穂が後悔していることが手紙には書いてあり、未来を変えるために菜穂が自分自身を変えていく--といったお話。
orangeは5巻完結なのですが、結構短いですよね。
だからなんかあっさり終わった感も否めない・・
読みながら、確かに後悔することってたくさんあるな、って思ってなんとなく自分の人生を考えたりしちゃうお話です。
設定
設定は面白い!
10年後から手紙が届いて、今の自分に同じ後悔をして欲しくないから...っていうのがなんかリアル。(手紙届くとこはリアルじゃないよ)
キャラ
少女漫画に欠かせない(?)当て馬がorangeにも出てきますよ...!!
須和という男の子がいるのですが、彼がやっぱり可哀想になる。笑
ヒロイン菜穂はうじうじしちゃう女の子。気持ちはわかるけど..頑張れよ!!ってなる。
ヒーロー翔は自分のこと責めすぎな男の子。もっと自分大事にしてくれーー!!って思う。
基本的に少女漫画は当て馬の男の子が好きです。(断言)
絵
絵はめっちゃかわいい〜〜〜!!
特に菜穂がめっちゃかわいい〜〜〜!!!
時折見せるダークな翔の表情は割と怖い。
今時の少女漫画って感じの絵だけど、その中でも可愛い方だと思う。
オススメ度
サクッとなんか読みたいな〜って人にはオススメ。
5巻で終わるっていうのがいいかも。集めやすいし。
あと絵が可愛いので読みやすいし、一度読んでみるといいと思います^^
映画見てないけどどうなんだろ?
コブクロ好きだし、主題歌の「未来」もすっごくいい曲!!
土屋太鳳ちゃんは菜穂のイメージあんまないけど..;;
時間あったら見てみよっかな〜。
【レビュー/感想】MARS | ドラマ・映画化された伝説の少女漫画
『MARS』(惣領冬実) 全15巻
最近話題の「MARS」!
キスマイの藤ヶ谷くんと、窪田正孝くんのW主演の映画が公開中ですね。
ただ、予告見た感じ全く違うものだな!?!?!と感じました。笑
別物としてみたほうがよさそう;;
では早速チャートに沿ってレビューしてきます!
ストーリー
主要人物がそれぞれいろんな過去を抱えていて、それを乗り越えたり、乗り越えなかったり...
とても重くて、でも儚い綺麗なストーリーだと思います。
タイトルの「MARS」というのは軍神マルスのことなんですよね。
とにかく少女漫画にしては重い!暗い!
壮絶な過去を持っていながらも、キラ(ヒロイン)と零がお互いのことを想い合い、乗り越えていこうとする姿はとても素敵。でも見ていてなんども辛くなる。
設定
ここまでダークな設定は少女漫画ではあんまりないんじゃないか!?と思います。
キラ、零はもちろん、映画では窪田正孝くん演じる牧生の闇は本当に深い...
キラが内気で、零がカリスマな設定は、最近の少女漫画でもよくあるかも^^
こういう設定の漫画って、内気なキャラの成長が楽しみだったりする。
零が高校生にして天才レーサーっていうのがちょっと昔っぽい設定だな〜と感じる。(悪い意味ではなく)
キャラ
個人的に、読んでてこのキャラめっちゃ好き〜!っていうのがあんまりなかった。
ぶっ飛んでるキャラばかりで、感情移入できないからかなあ。
でも不思議と魅力は感じる。
絵
古い漫画特有のめっちゃシュッとしていて足が長い感じ...
好き嫌いが分かれそうだな、と思って。
でもキラはかわいい^^!!
オススメ度
ダークな少女漫画も興味ある!って人には是非読んでほしい。
明るいハッピーなストーリーが好きな人には向かないと思う;;
でも最近の少女漫画にはない深みみたいなのがある。と思う。
個人的にはオススメ!
【レビュー/感想】ふしぎ遊戯 | 異世界ファンタジーといえばこれ
『ふしぎ遊戯』(渡瀬悠宇) 全18巻
ちょっとしたチャートを作ってみた。
総じて漫画は好きだし点数つけるのもおこがましいのだけど・・・
まだ見たことない人には参考になるかと!!
ちなみに先に2記事書いたふしぎ遊戯はこんな感じ。
ストーリー
かなり面白い!!んだけど、第2章になってからちょっと私てきにはう〜んなとこも。
特にお勧めできるのは第1章かなあ。
一貫して「朱雀を呼び出す」っていう目標があるから読みやすい!
恋愛・友情・冒険とモリモリなのに、すごくさらっと読めるし、ところどころギャグっぽいとこもあっていい!しかもギャグが面白い。笑
設定
これは満点!本の中に吸い込まれて、その中の世界で巫女として仲間を集める...
なんとな〜くドラゴンボールみたいで。笑
王道っぽい設定なのに、うまく少女漫画チックにしてある。
あと、七星士という星と関連した設定が素敵。
キャラ
これも満点!何と言ってもキャラの良さがこの漫画の良さだと思う。
出てくる人物が多いのに、一人一人キャラが立っててめちゃ魅力的。
読めば読むほどキャラの良さが分かって大好きになること間違いなし!!!
絵
ふしぎ遊戯は何と言っても古い漫画なので、絵も古い..
最近の少女漫画が好きな人はちょっと苦手と思うかも;;
(私は古い絵も大好きです)
たまにデフォルメされた3頭身のキャラが出てくるけど、めっちゃかわいい^^
オススメ度
総じてオススメ度は満点っっ!!
是非一度読んでほしい少女漫画。
アニメもやってたし、アニメ好きはそっちもオススメ^^
主題歌がいいんだ〜〜
【語る】ふしぎ遊戯 | 朱雀七星士の敵、青龍七星士を語る。
『ふしぎ遊戯』(渡瀬悠宇) 全18巻
※ネタバレ有り
さて今回は、前回紹介した朱雀七星士の敵である、青龍七星士について語っていきます。
前回の記事はこちらから。
『ふしぎ遊戯』ってどんな漫画?
ふしぎ遊戯は、主人公である美朱が四神天地書に吸い込まれ、本の中で朱雀の巫女として活躍する...といったお話です。
異世界ファンタジー+恋愛+友情と盛りだくさんなお話なんです。
青龍七星士って?
青龍七星士は、美朱たちの朱雀七星士と対立する、倶東国(くとうこく)の七星士の事を指します。
玄武開伝でもそうでしたけど、なぜ倶東国の人ってこんなにも悪役なんだ!!?
っていうくらい無慈悲です。
ガンガンに攻めてきたり、騙してきたり、薬盛ったり、操ったりと、ばっちり悪役を担うのが青龍七星士です。
中には、辛い過去があってそれを乗り越えて悪役に転換したタイプの人もいたり...
青龍七星士の魅力って?
心宿(なかご)
金髪碧眼の倶東国の将軍である心宿。(画像左)
とにかく無慈悲で、仲間ですら殺してしまう場面もあります。
しかもめちゃくちゃ強い。ふしぎ遊戯前半(13巻くらいまで)の最大の敵であります。
ただ、心宿には辛い過去があって、そのせいでこんな無慈悲に育ってしまって...
最後の最後まで悪役じゃなかったのが救いですね。
唯(青龍の巫女)に対する忠誠心なのか愛情なのか、徐々に本物になっていく感じが良かったです。
房宿(そい)
心宿を愛する房宿。(写真右)
雷の能力を使います。結構強い。
房宿は、昔心宿に助けてもらったことから心宿のためなら何でもしてやる!!といった風に育ちます。
最初はもちろんヒールですが、徐々に良い人な面も見えてきて憎めないキャラクターです。
最期、心宿を守るシーンはとっても切なく、でも愛した人を守れて幸せだったろうな....とジーンときてしまいます。
角宿(すぼし)
画像は双子の兄、亢宿(あみぼし)ですので悪しからず。(顔がほぼ同じなんです)
角宿は流星錘(りゅうせいすい)という武器を使って攻撃します。
彼は何というか...とても幼いキャラクターです。
すぐ暴走しちゃうんですね。
兄の亢宿の事が大好きすぎて、大好きすぎて、色々と暴走します。
さらには巫女の唯のことも大好きになっちゃって、暴走します。
大好きな人のためには何でもやってしまうがために、朱雀側の人をたくさん傷つけてしまうんですよね...
でも根は素直で良い子で、とっても純粋です。
亢宿(あみぼし)
先ほどの角宿の双子の兄、亢宿は笛を使って気を流します。
笛の音で心を和ませたり、時には人を操り殺すこともできます。
初めは、青龍のスパイとして朱雀七星士に潜り込みます。(このせいで朱雀は神獣召喚に失敗...)
亢宿は心優しい青年で、争いごとを嫌います。
ホントーーに心優しい亢宿は、結局戦いからは外れることとなります。
青龍七星士ながらも、美朱たちを助けてくれたりと良い人すぎて、びっくりします。
尾宿(あしたれ)
人間と狼の血を引く、狼人間。
前回の柳宿のところで名前を出しましたが、尾宿はとっても不憫なキャラクターです。
無慈悲時代の心宿にビシバシやられてしまいます。
最後まで駒のように使われて、可哀想なキャラなのですが、
柳宿を奪った罪は重い.......!!!と個人的には思いますね。
まあもちろん心宿の命令なんですけどね。
氐宿(とも)
貝を使って相手に映像を見せたり、幻覚を見せたりする能力を持ちます。
白塗りで変なメイクをしているあたりかなりの変人だと思われます。髪型も変ですね。
美朱を貝の中に閉じ込め幻覚を見せたりして、割と陰険な戦い方をする氐宿ですが、なんだか憎めないキャラクターなんですよね。なんででしょうか。
箕宿(みぼし)
人の体を乗っ取り支配する能力を持ちます。
見た目は3頭身のお坊さんです。
張宿の体を乗っ取り、最期は張宿の中に閉じ込められたまま亡くなります。
箕宿は、可もなく不可もなく普通の悪役。といった感じ。
めちゃくちゃ出番があるわけでもないし、地味〜に嫌なことやってきて、しかも人を支配する能力。嫌な奴だな〜という感じで終わってしまいます。
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終わりに
と、こんな感じで青龍編はおしまいです!
結果、箕宿はあまり好きになれなかった。ということです。笑
青龍七星士で一番好きになったのは房宿かな!美しいし強いししっかりしてる。
朱雀側はみんな美朱に忠誠を誓っている感じがあるけれど、青龍側はあんまり唯との関わりがないのが、二つの違いかな。と思います。
さて次は玄武でも書こうかな〜!
【更新】玄武編も書きました!
【語る】ふしぎ遊戯 | ふしぎ遊戯の見所、朱雀七星士って?
『ふしぎ遊戯』(渡瀬悠宇) 全18巻
※ネタバレ有り
『ふしぎ遊戯』ってどんな漫画?
ふしぎ遊戯は、主人公である美朱が四神天地書に吸い込まれ、本の中で朱雀の巫女として活躍する...といったお話です。
その中で「七星士」といった者たちが出てきます。
七星士は中国の四神や、二十八宿の天球の天の赤道を28に分割し、南方朱雀、東方青龍、北方玄武、西方白虎に分けています。(引用:【ふしぎ遊戯の登場人物】四神の巫女と七星士の絆の物語|PUUL(プウル))
この南方朱雀の巫女が主人公美朱。
一緒に吸い込まれた親友の唯は、敵である東方青龍の巫女。
ふしぎ遊戯は、この朱雀編と青龍編についての物語です。
アニメ化や舞台化されており、とっても人気のある少女漫画です!
『ふしぎ遊戯』の見所は?
たっくさんある見所ですが、なんといっても朱雀七星士が素敵すぎる!!
(もちろん青龍側にも魅力的な人たくさんいますよ..!)
七星士というからには7人いるのですが、本当に魅力的..なんです!
鬼宿(たまほめ)
この物語のヒーローである鬼宿。(画像左)
ヒーローポジションながら、鬼宿はそんな一押しではありません。笑
美朱へのアツーーーーイ愛は素敵です。が、そこまでしちゃうかーー!ってなシーンがたくさんあります。
鬼宿の素敵なところは、家族思いなところかな。鬼宿の家族については残酷で悲しいシーンも描かれてますが、本当にあのシーンは辛かった..
あと、七星士って何かしら特有な力を持っていたりするのですが、鬼宿は特にない。強いて言うなら武闘派?
美朱のために!とか、そういう精神的なもので強くなっているタイプ。めちゃくちゃ強かった。
星宿(ほとほり)
星宿は、美朱の事を想う紅南国(朱雀の拠点)の皇帝。
美しい、優しい、割と強い。あと醜いものがダメ。笑
星宿さまはとっても素敵です!!そういえば、星宿さまも特異な能力はなかったような....。剣を使って戦います。
朱雀七星士の力を封印された時も、皇帝として、七星士として第一線で戦う姿はとてもかっこよかった...!
柳宿(ぬりこ)
柳宿は女装した男の子です。
最初はただのおかまか!?っとなりますが、れっきとした理由があって女装してる素敵なお姉さん(?)です。
私は柳宿が一番好きかもしれません....!!!本当にかっこよくて素敵。
「生きてりゃあねえ!つらいことでもいつか笑って懐かしく話せる時が来るのよ!」は名台詞です。
柳宿は、めちゃくちゃ怪力な能力があるんですが、最期までその力をみんなのために使わんとする姿はもう涙が出てきます...
尾宿(あしたれ・青龍七星士)と最期やりあうことになりますが、
あの時ばかりは尾宿このヤローーーーーーーーーーーーーー!!!!っと読者全員思ったことでしょう。
井宿(ちちり)
井宿はいつも笑っている仮面をつけた僧侶です。(画像奥)
表紙の画像で探してたらこのサイズしか見つからなかった井宿..
井宿は仮面をつけているのですが、これには悲しい理由があります。
昔親友を救えなかったことを悔いている彼は、その時にできた顔の傷を隠しているのです。
僧侶だからなのか、とっても頭が良い井宿。美朱たちのピンチを救ってくれたりします。あとめっちゃ強い。
たまに三頭身井宿になるのがまた可愛い!!あと語尾が「〜のだ」とかいうのもあざとくて可愛い。
出番も割と多くて、どんどん好きになってくキャラクターだと思います!
翼宿(たすき)
翼宿は女が苦手な、ハリセン使いの山賊。(画像手前)
ハリセンから炎を出して戦う三白眼。
翼宿も本当イケメンです...女嫌いとか言いつつも徐々に美朱に惹かれていくのですが
そこを敵に利用されちゃったりします。
敵に操られようとも、美朱の恋人であり翼宿の仲間でもある鬼宿を裏切ったりしない!と自らに火をつけようとする場面も。
関西弁で、お笑い担当のような翼宿ですが、たまに真面目で熱いとこ見せてくるから反則ですね!!
軫宿(みつかけ)
軫宿は治癒能力を持つやさしい医者。(画像右)
軫宿の出番ってあんまりないように思うのは私だけでしょうか..!
こんな素敵なキャラクターなのに..もっと見たかった〜〜〜
軫宿の治癒能力は自らの体力をかなり削るもので、あんまり使えないのです。
が、最期の戦いで惜しみなく力を使う姿はとてもかっこよかった..
最愛の人が妖魔になり自らの手で終わらせたという悲しい経験をしている軫宿だからこそ、多くの人を助けたかったのだな..としみじみします。
張宿(ちりこ)
張宿は最年少で科挙に合格した秀才少年です。(画像左)
七星士は、七星士名が体の一部に浮き出ている間、力を使うことができるのですが、
張宿はなかなか字が現れないのです。
字が現れるとめちゃくちゃ秀才で、字が消えるとぽけ〜っとした子になってしまうのです。
幼いながらに、思慮深く、また最期には翼宿に「男の中の男」だと認められます。
張宿も軫宿同様あんまり出番がないような!?
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終わりに
と、今回は朱雀七星士について語ってみました!
今度は青龍七星士や、続編?で出ている漫画「ふしぎ遊戯 玄武開伝」についてなんかもレビューしていきたいと思いますっっ!
【更新】青龍・玄武編もご覧ください!